大きな一往復の中で、何が起きていたのか。
今週は、ほとんどトレードできなかった。けれど、立ち会えていれば利益へ換えられた動きは多かった。だからこそ悔しい。――そして、その悔しさを押し殺してでも「安定」を選ぶ。今回は、そんな一週間を、相場の内部まで潜って振り返る。
まずは1時間足。大きな話は、驚くほど単純だ。
今週は、トレード自体はぜんぜんできなかった。ただし、立ち会えていればしっかりと利益に換えられた動きは多い。それだけに悔しさも残る。
ただ、今の自分に必要なのは、その悔しさを次のトレードへ持ち込むことじゃない。“安定”を選び続けること。 修行中の身としては、これが一番しんどい。常に平常心を保つ。今は、それ以上に大切なことはないと思っている。
さて、1時間足では波の起伏を「ゆ」まで数えた。この起伏の取り方には、厳密な機械ルールを置いていない。しっかり眺めると、おおむねツツミが次のチャートストーリーを始めるきっかけになっていることも見えてくる。
高値(サ)から安値(シ)まで下落し、それに対して(ス)まで戻した。
では、その“たった一往復”の内部で、実際には何が起きていたのか。ここから曜日を分けて15分足へ降りていく。
月・火を一気に。ここからが「チャートを読む」の本体だ。
流れを説明するため、今回は月曜と火曜を一気に解説していく。
(サ)から(い)までの下落ができるまでには、M15で①と②という二つの下落波がある。問題は、形をあとから見て「下がった」と言うことじゃない。
(あ)ができた瞬間には、何を考えるべきだったのか。
結局、こういう一つ一つの理解が、チャートストーリーを語れるようになる上で一番大切になる。
これを毎回ぜんぶ文章にするのは、正直とんでもなく骨が折れるw でも、言葉で直接説明するならずっと早い。だから今、俺は「CS WORKOUT」――トレード・トレーニングGYMの開設を考えている。今回の記事は、その前哨戦というか、伏線みたいなものだ。
興味のある人は、心して読んでほしい。 今回は包み隠さず、かなり細かく語る。
そもそも(サ)→(い)とは何なのか。4時間足まで登る。
この話を理解するには、4時間足まで背景を登る必要がある。
あえて、4時間足に15分足のカナは振らない。自分で見比べて考えてみてほしい。M15の①は、H4のどこの何なのか。その続きの②は何なのか。
答えは、安値(コ)から高値(サ)までの上昇に対して、押しをつけに来た動きだ。
安値(コ)は、上昇(c)→(ケ)の押し目。
高値(サ)は、下降(ケ)→(コ)の戻り目。
同じ値動きの中に、上の物語と下の物語が同時に存在している。
重要なのは、“その時”どちらの話に優位性があるのかだ。
もちろん、どの動きも断定できない。でも、こういう複数シナリオを頭に持っていたなら、どれになりやすいのかを短期足の動向から更新していけるのではないか。 それが俺の言う「チャートを読む」だ。
(あ)は、ただの高値じゃない。短期で一度「上昇転換」を成立させた高値だ。
H4やH1では押しが入る可能性がある。その中で、(ん)→(あ)の展開を1分・5分まで細分化すると、明らかに下げ渋りが見えていた。
では、折り返しの安値(ん)は、そのまま上位足の押し目になり得るのか。
もちろん、どんな状況でも「結果、そうだった」は起こる。でも、それはそれ、これはこれ。 大切なのは、結果に合わせて自分の説明を作ることじゃない。自分の中に、ブレないシナリオの組み方を持っていることだ。
(4a)から(ん)まで継続した下降トレンド。その高値(4f)をブレイクして、短期の「上昇転換」を成立させたのが(あ)だった。
ところが、その後は押し目候補からの再上昇がことごとく成立しない。つまり、上昇継続の失敗が積み重なり、その結果としてM15の下落波②が形成されていった。
転換が起きたことと、その転換が継続できることは別の話だ。UTがずっと追っている波のメカニズムは、ここにある。
さらにここからが面白い。(い)は、(ん)より“折り返し候補”として強くなる。
(あ)から(い)までの下落波②に対しては、当然、戻りが狙われる可能性が出てくる。
ここで大事なのは、「戻る」と決めつけることじゃない。 “戻りが入る可能性がある”と、シナリオの一つとして持っておくことだ。
(a)から(い)まで売りが試みられたが、(い)の更新には失敗し、今度は(う)まで上昇した。
なぜ、このあたりでようやく少し考えられるようになるのか。
それでも、その転換を叩いて下落を継続し、(い)まで到達した。
つまり(あ)は、(サ)からの下落に対して一度、売り手のトレードが成功したことを確認させるポイントでもある。この認識が持てることで、波はN字――ここでは下方向なので、俺が言う「下落サンダー」――として一つのまとまりを持つ。
すると(い)は、単なる下げ止まり候補ではなく、一つの売りの目的がいったん達成された可能性を持つ。だから、折り返し地点としては(ん)より断然優位性が高くなる。
ところが、(い)から上がった(う)は(あ)を越えられなかった。ここで(あ)-(い)の中にレンジの始まりが見えてくる。
さらに内部では、(b)あたりから(う)へ上がった波に対し、(え)→(お)という押しが入る。しかし、ここでも(あ)の更新に失敗する。そして対となる安値(え)が更新され、再び(お)→(か)の下落が発生した。
ただし、無秩序という意味じゃない。複数サイズの「成功した/失敗した」が、同時進行で重なっている。
戦略は二手に分かれる。「(あ)は本当に強い抵抗なのか?」
ここで考えるのは、下落トレンド(サ)→(ん)→(あ)→(い)が、そのまま継続を強行できる状況なのかどうか。
つまり、高値(あ)はそこまで強い抵抗になり得るのか。
もし上位足の背景まで明確に「下」なら、そのまま強行する可能性も十分考えられる。一方、今回のように15分足レベルで一度「転換」してから、さらに大きい③の下落波を作る展開も想定できる。
むしろ、高値(あ)をブレイクした(け)に対して、その後の押し目が失敗していくなら、③の下落を狙う話はかなり自然になる。
ただし今回は、もっと上の背景がまだ「上」も「下」も考えられる状況だった。ぶっちゃけ、一番考えることが増える背景だったと思う。だから説明も二段、三段と複雑になる。
もしかしたら、もう「何を言っているのか分からん」かもしれない。でも、こういう複数時間軸の関係を自分の言葉で追えるようになること自体が、チャート読解のトレーニングになる。
結果として、ここでも(サ)から(い)までの下落サンダーが上方へ転換したところを叩かれ、もう一つ大きな「下への流れ」が形成された。
これで安値(こ)は、さらに一つ上のサイズの目的が達成された可能性を持つ。
でも、そこで「よし、下だ」で終わらない。(け)→(こ)の下落に対しても、今度は戻りが狙われる可能性が発生する。
さっきまでは(あ)→(い)の下落 VS (い)からの買い。今度は(け)→(こ)の下落 VS (こ)からの買い。――そしてまた背景へ戻って考える。
この記事で一度、型にしておく。
今この瞬間までに、どちら側が何を成功させ、何を失敗させたのかを更新し続ける。
こうやって延々にチャートストーリーを紡ぎ、自分のシナリオに合致したポイントだけをトレードしていく。これがUTのトレードの“核”になる。
もうしわけないが、今週はここまでで勘弁させてもらうorz
マジで、トレードの記事化って、とてつもなく労力を使うw
これから立ち上げようとしているCS WORKOUT(トレード・トレーニングGYM)では、こういう解説を動画化したり、その場で言葉を使ってもっと細かく説明したりしていくつもりだ。
- 実際のエントリーを事後に分解する
- その時、何を考えていたのかを言語化する
- ターゲット・損切りポイントの考え方を説明する
- 玉の積み方、サイズの考え方を教材として扱う
- 専用のトレーニングメニューを用意する
- 受講者自身の分析・シナリオを添削する
もちろん、個別のリアルタイム売買指示やシグナル配信をする場所にはしない。目的は「答えを渡す」ことではなく、自分でチャートを読み、自分で判断できる力を鍛えること。正式な運営設計は、必要な法的確認を入れながら詰めていく。
今週の戦績。+29,343円。でも、参考になる週ではない。
今週の戦績も、ハッキリ言って参考になるものじゃない。
やっぱり23時とか、それを越えて起きていることがどうしてもできない。だから、その手前でどうにかお金を増やさなければならず、タイミングが完璧にならない。
ただ、今はもうそれでいいと思っている。
完璧なトレードは、専業に戻るか、その時間をちゃんとトレードへ充てられる仕事に就き直した後でいい。
今はできる限り、バカな真似だけはしない。 そのうえで、自分が利益に換えられると判断したところだけ、細切れのシナリオでやっていく🤣
「ルールを守らなくていい」という話ではない。みんなは、自分が作ったルールを守ってくれw 俺自身も、今のやり方がベストなトレードではないことを分かった上でやっている。
自覚あるルール無視と、自覚なきルール無視は、話がぜんぜん違う。
今の自分は、理想の執行環境を持てていない。その制約を把握したうえで、どこまでなら壊れずにやれるのかを見ている。――少なくとも、無自覚に崩れていくよりはずっとマシだと思っている。
ほんじゃまた。
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