このページは、UT WORKOUTを学び始めるすべての方に、最初に読んでいただきたくて書きました。
技術の話ではありません。覚悟の話です。
知っている話
私の知人に、相場で資金を失い、自ら命を絶った方がいます。
私のトレード仲間に、退場した方がいます。
母の知人に、相場で精神を病んだ方がいます。
固有名詞は出しません。けれど、これは作り話ではなく、私が実際に見聞きしてきた、現実の話です。
自分の話
そもそも私自身、一度、家族をバラバラにしたことがあります。
妻と二人の子どもたちを妻の実家に預け、私は祖母が遺してくれた千葉の家に引っ込んで、それでもトレードを諦めずに続けました。子どもたちを送り届けて、自分が千葉に向かう時、娘を抱きしめて泣きじゃくったことを、今でも覚えています。
今は家族と一緒に暮らしています。笑い話にできる日が来ました。
けれど、あの時、家族を失う一歩手前まで行ったことは、忘れてはいけないと思っています。
このページで警告しているのは、他人事ではありません。私自身が通った道です。失敗は、共有すべきものだと思っています。同じ志を持つ方が、同じ轍を踏まないように。
誰にでもあり得る話
「自分は大丈夫」——そう思いたくなる気持ちは、よくわかります。
けれど、命を絶った方も、退場した方も、精神を病んだ方も、家族を失いかけた私自身も、始めた時はみな「自分は大丈夫」だと思っていました。誰一人、最初から「私は溶かすつもりだ」と思って始めた人はいません。
これは、特別な誰かに起こることではなく、誰にでも起こり得ることです。
ネット上のブログやSNSを少し検索すれば、こういう話はいくらでも見つかります。「妻が夫に内緒で始めて、家計の貯蓄を溶かした」「親に内緒で消費者金融から借りて、相場に注ぎ込んだ」——珍しい話ではありません。
相場に、命をかける価値はない
はっきり書きます。
相場に、命をかける価値はありません。
老後のために貯めたお金を溶かす価値も、家族との関係を壊す価値も、自分の心を壊す価値もありません。
UT WORKOUTは、勝つための手法を伝えるサイトです。けれど、その前提として、生きていてほしい。家族と笑っていてほしい。健やかでいてほしい。これは本気で、そう思っています。
構造的な現実
個人の不運の話ではなく、構造の話もしておきます。
金融庁が公表しているデータによれば、FX取引を行う個人投資家のうち、年間で損失を出している割合は決して少なくありません。レバレッジ取引は、利益も損失も増幅させる仕組みです。「勝てる人がいる」ことと、「あなたが勝てる」ことは、別の話です。
UT WORKOUTで伝えている手法は、私が長年かけて体系化したもので、再現性は高いと考えています。けれど、再現性が高いことは、リスクがないことではありません。
むしろ——「分かったつもり」になった瞬間が、一番危ない。
手法を覚えた直後、数回連勝した直後、自信がついた直後。そういう「自分は大丈夫」と思った瞬間に、レバレッジが上がり、ロットが膨らみ、ルールが崩れます。私が見てきた退場者は、ほぼ全員、この道を辿っています。私自身も、その入口に立ったことがあります。
※ FX取引のリスクに関する公的情報は、金融庁の注意喚起ページ、一般社団法人金融先物取引業協会(FFAJ)で確認できます。
避けられるリスク、避けてください
避けられないリスク(相場が思惑と逆に動くこと)は、受け入れるしかありません。
けれど、避けられるリスクは、絶対に避けてください。
- 生活資金、老後資金、教育資金には、絶対に手をつけない。失っても明日の生活に影響しない、余剰資金だけで始めてください。
- 借金して始めない。消費者金融、カードローン、知人からの借入——どれもダメです。
- 家族に内緒で始めない。内緒で始めたものは、内緒で大きくなり、取り返しがつかなくなってから露見します。配偶者にも、必要なら親にも、最初から話してください。家族の理解と協力なしに続けられるものではありません。
- レバレッジを抑える。「効率的に増やしたい」気持ちはわかりますが、レバレッジは損失も同じ倍率で増やします。最初は低レバレッジで、自分のメンタルが耐えられる範囲を知ってください。
- 記録を取る。取引記録、感情の記録、ルールを破った時の記録。自分を客観視できる人だけが、長く続けられます。
- 一度の負けで、取り返そうとしない。「取り返したい」が動いた瞬間が、一番危ない瞬間です。手を止めて、画面を閉じてください。
最後に
覚悟を持って、避けられるリスクをしっかり避けて、チャンスを掴んでほしい。
そのためのUT WORKOUTです。
このページを読んで、それでも学ぶ覚悟がある方は、次の章へ進んでください。
井口孝一郎(構文:Claude)