ある夜、嫁に聞かれた。
「人間の価値ってどう決まると思う?」
…ん?
…んん??
( ,,`・ω・´)ンンン????
やべっ。人間の価値ってなんだ??w
よく考えたらおれ、これまで人間の価値なんて考えたことねーやってことに気付く…
もしかしてそれってまたおれの欠陥なのか(欠陥だらけなので一瞬勘ぐるw)
いや、でも待てよ?つーか、そもそも「価値」ってなんなん?
この概念自体、なんか怪しーな。
一般的に言えば「価値=良いこと=必要とされること」みたいな公式で考えんだよな?知らんけど。
でもそれって学校教育とか社会が植え付けた固定観念じゃねーの?って思った。
とりま、よく分からんかったからこう聞いた。
「その人自身の価値ってこと?誰が決めるの?自分?それとも、自分が他人の価値をどう決めるかってこと?」
おれの文章が下手っぴなので質問の意図がうまく伝わらず
「うーんどっちでも」
と返ってきた。おれも余計分からなくなったが、一応こう答えた。
「自分が自分の価値を決めるなら、別に価値とかどーでもいいから分かんないけど、他人の価値を決めるなら、人にあんまり迷惑かけてなければいいんじゃない?何が聞きたいのかよく分かんない😅」
今読み返すと、我ながらどれだけズレた回答してんだと思うww
思いついたままに返信を続けた。
「そもそも価値なんてあるの?笑」
いや、これは誤解を生むかもしれん。ソッコーで追記。
「あー、分かった!自分にとって大切だって思えるなら、それが自分にとってのその人の価値じゃない?」
人の価値についてどう決めるのかを書いた。なぜなら、自分の価値なんてもんは、自ら定義する必要などないと考えるおれにとって、この問題はまったく分からないからだ(´・ω・`)
妻「あー、じゃあ自分の価値」
「みんなそれぞれの自分の価値ってどう決めているのか」
さらに分からなくなったので、こう聞いた。
「そんなの決めてるの??🤨」
「自分に価値をつけてどうしたいのか、よくわかんない。それ必要?」
妻「価値をつけてどうしたいのかではなくて、自分に価値がないと感じるのはなぜなのか知りたかったの」
なんかちょっとショックだった。
おれが大切に扱えてないのか?おれにとって世界一価値のあるおれの妻に、自分には価値がないと感じさせてしまうなんて、これ完全におれのせいなのでは…😓」
ちょっと切り口を変えて説明してみた。
「価値が大切だと、これまでの教育で信じ込まされてきたからだよ。」
「だから、価値がなければならない!みたいな固定観念に苛まされてる。価値なんて要らない。ってのが真実だよ。」
妻「うーん」
ダメだw
なんか逆に混乱させてしまったかもしれん^^;
とにかく押してみよう…
「だって、そうじゃない?おれなんて、自分の価値なんて一度も考えたことないもん。おれがおかしいのか??」
自分の価値なんて「考える価値もない」ということを伝えたかったんだが、方向を間違えていたのだろう。
妻「聞く人間違えたのか??」
あちゃー、また逆効果😭
くぅー、、どうしよう… えーーぃ、更に押してみようw(押してダメならそこは引けw)
「うーん、、っていうか、マジ、自分の価値って何??🤔みんな、本当にそんな事大事に考えてるの??
「それ、本当に重要なことなの?」
「逆に聞きたいんだけど、価値があるとなんなの?ないとなんなの?」
(ついに攻め始めてるぞコイツ…)
妻「いや別に大事じゃないから大丈夫〜」
あぁああ、やっちまった。せっかくおれを頼って聞いてきてくれたのに、なんでおれってこうなんだろ😓ダメだこりゃ。
妻の疑問をスマートに解決してやれなかったおれは、その後もウイスキー片手に考え続けた。
まず第一に、そもそも「価値=良い事」みたいに最初に考えちゃうけど
実は価値って、「良い」も「悪い」もないんじゃねーのか?
例えば、価値ってもんはいつ生まれ、いつ始まったのか。
価値の起源を想像していく。
多分あれだろ?
海の幸と山の幸問題なんだよ。(なんじゃそらww)
山ではウサギだ、イノシシだの肉が獲れる。
でも魚や貝は山ではとれんわけで。
だから山賊は海におり、海賊に物々交換を申し込みに行った。
しかし海賊は山賊よりも狡猾だった。
海賊は考えた。確かに山で獲れる肉はクソ上手いし、喉から手が出るほど欲しいものだが、魚も肉っちゃー肉だ。それに向こうからしても欲しいもんだろう。
であれば、山では絶対とれないもの(しかも海では普通に獲れるもの)を少量で沢山の肉と交換しちまえば得すんなぁと。
よし。じゃあ、この綺麗な貝殻と、その肉を交換してやる。
山賊「え?そんなものと、この大量の肉を交換??は!笑わせるな海賊め!(しまいにゃひっぱたいてやるぞこのヤロー。)」
海賊「おい、あれを見せてやれ」
海賊は妻たちの首にぶら下がっている綺麗な真珠のネックレスを見せつけてやった。
山賊たちの妻も飾りはつけていた。しかしそれは動物の牙や骨、花や木の実などだった。山賊たちはその、世にも珍しい綺麗な首飾りをみて羨ましくなってしまった。
(山賊:男)どうしてもあれが欲しい。あれを手に入れることができれば、今狙ってる女をめとれるかもしれん。
(山賊:女)どうしてもあれが欲しいわー、うっふーん。あれを首に飾れば、わたしはより美しくいられるわー。うっふーん。」
という具合に。(なんじゃそらw)
こんな感じで、物の価値がつき始めたんじゃねーのかなぁとめちゃくちゃ勝手に想像するわけだが…
ここまでは普通に、価値=値打ち みたいな話。で、こっからはちょっと変化球的な解釈をしていく。
結局「価値」ってもんはそもそも関係の中にしか発生しねーんじゃねーのか?という話。
海賊の真珠が価値を持ったのは、山賊がそれを「欲しい」と思ったからだよね。
これは人対人。
んじゃ、それを「美しいもの」と定義する「自分」がいれば
人(自分)対モノ。
これはこれで立派に関係が成立する。わたしと真珠問題の始まりだ。
つまり価値とは、誰か(何か)との関係が生まれた瞬間に初めて存在する。
そしたらここで、人間の価値は?って話に置き換えてみるとしよう。
もしどうしても自分に価値を見出したいなら——おれはそれは影響だと思った。
つまり、「自分×何か⇒関係が発生=影響も同時発生」といった具合に。
影響には「受ける」と「与える」があるが、それは今回どっちでもいい。とにかく影響、インフルエンスだ。
世の中で「価値ある人間」と呼ばれるのは誰か。すると、おれも含め大体の人間は、偉人、大企業の社長、人類発展のために何かを発明した人、などを挙げると思う。つまり共通点は全員、多くの人に何らかの影響を与えた人間てことになる。
それを踏まえてこの話をもっと一般層まで落とし込んでいき、かつ主体的な目線で見ていく。
例えば自分を一人前まで育ててくれた父母や学生時代の恩師、よく面倒見てくれた友人知人に、叱咤激励をくれた先輩なんかが挙げられるだろう。自らが影響を受けた人たちだ。
そしてここからは、ちょっと重要な気づき。
影響を価値とするなら、悪いニュースだっておれたちに影響を与えてくる。
強盗、恐喝、殺人などの重犯罪。煽り運転、道端で突然怒鳴りつけてくるジジイ。大久保にいる立ちんぼ娘然り。スケールを上げれば、戦争や紛争の情報だってそう。
だとすると…
結局、人間は存在しているだけで、必ず誰かに何らかの影響を与えていると言えるわけだ。
つまり何が言いたいかというと、価値のない存在などこの世にはいないってこと。
ダメだ。まったく妻の質問には答えらえてねーわww
そう。こんなに長話しといて、答えはやぶの中…。
これが議長の流儀。必殺うやむやにして終わろうとする舞なのだ。チャンチャン♪
ー追記ー
あの夜、おれはうまく答えられなかった。
アードベック10年の空瓶に思いをはせつつバランタインファイネストを飲み干す頃には、なんとなくその答えが見えていたけど、もう嫁は寝てた。
まあ、いいか。
いつかこれを読んでもらえれば。
答えは出てないんですけどね。ヨーーーーーーーホホホホwww
最後まで読んでくれた読者の方へ
インターネットで「価値」という言葉を調べると、やっぱり「良い意味」で使うんだってね。ごめん(今更w)
まー、それでもドイツなんかでは逆に「ハンカチ」という言葉があるらしく、これは無価値とは区別されているらしい。さらに、これらを全て含めた広義の意味で「価値」と総称することも書かれていたわ。あながち外れたことを言っているわけでもなかったようで安心した。ふー。良かった良かったw ほいではまたそのうちー^^/
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