まだ、売らない。その返答を待つ。

ULTRA THEORY / PRACTICE 01

10月7日(水)。本当は、もっと大きな押し目を待っていた。

上位足の上昇の物語が残る中で、どの小さな波に売る条件が揃ったのか。15分足から4分足へ、当日の判断を追っていこう。

今回は全文無料公開

次回以降の実践編は有料予定。この記事では、4分足①の仮定の場面と、4分足②の実取引を分けて読む。

本文の❶~❹はチャートの丸数字1~4に対応。ⓐ~ⓜは図中の丸付き英字を指します。図中の表記は原画像のままです。

15分足(水)

図1|15分足①。上昇Bの先端ⓐ・ⓑ・ⓒと、内部の波Dの安値❶。
図1|15分足①
上昇Bの先端ⓐ・ⓑ・ⓒと、内部の波Dの安値❶。
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まず、今何が起こってるのか。

=上昇Bを構成する「上昇トレンドの継続」だよね?

そしてそこには先端の波(ダウ)の頂点ⓐ、ⓑ、ⓒが確認できる。

じゃあ、本来はこの、ⓐーⓑ-ⓒの片波ⓑ-ⓒに対して押し目を待って、押しを拾っていく。ってのが正攻法になってくる。

でもちょっと待って?

そもそもこの上昇ってどこまで続くと考えられる?コイントスでは、裏が連続すれば、いい加減表だろうは意味がないけど、トレンドに関しては実はけっこう、この理屈が使えたりする。

いい加減、もっと大きな押しを付けに来てもおかしくないよね? ってね。

もちろん、本来はその「もっと大きな押し」が入ってくるのを待って、押しを拾っていくのが最も優位性が高くなる話なんだけど、そうも言ってられないおれは、ここをよく観察しているんだ。

下を向きだしたのはどこから?

1時間足Aに対してBがあるように、より小さな内部構造を見に行けば当然、Bに対してもCがあり、Cに対してもDがある。ここにフラクタルはある。C、Dはチャートにはあえて描いていないけど、黄緑の矢印の透明度を変えて示しているよ。分かるよね?だから、波Dの安値は①ってこと。

・これ以上下の時間足の観測は必要ない。15分足のローソク足を見ていれば、その話は想像がつくからね。もちろん、見に行っても構わないよ。ただし1分足のストーリーに引き込まれないよう、初心者は注意すること☝🏻

図2|15分足②。❷→❸の上昇が続かず、❷を割った❹。
図2|15分足②
❷→❸の上昇が続かず、❷を割った❹。
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さて、チャートに❷❸❹を追加して、更に拡大もしてみたよ。

31385.82の頂点から陰線が連続し、一度ツツミ陽線が発生して隣のローソク足の高値を越えてるのが分かるかな?ここが、陽線3本が連続してできた上昇波に対して、より短期で押し目が入ったところだって認識を持つことができるところ。しかしこの押し目は失敗。上からの連続する陰線が作った“流れ”に飲み込まれて、100%戻しが起きた。安値❷になる。

ここでチャートはまた、さっきつくった押し目失敗の高値を越えてきたよね。高値❸だよ。

頂点ⓒから発生した下落トレンドの明らかな高値をクリアしてきたってことは、❶(D)の中の(E)であるって認識できることは分かる?つまり、ずっと継続している上昇は、ここからまだ続いていこうとするかもしれないってこと。もちろん、だからロングしていくって話じゃないよ?根本には、“もうこの上昇は、追いかけるのを止める”っていう決心が固まっている状態だからね。続くなら続けば?ってくらいの思い。

さて、その後チャートは何て言ってきたかな?そう。❷から❸まで発生した上昇に対し、押し目こそ1時間強チャレンジがされているけど、結果失敗し、❷の安値をブレイクした❹ができたでしょ?この時点から、「あ、短期、下を向いたよね?」って判断をつけることができるんだ。

でもちょっと待って。

だからって、ソッコーでショートで攻める!なんてことはおれはしないよ。

ここからが重要な話。

レジがレジとして機能するかどうか。

おれが見ているのはこれ。では、更に短期に降りて見ていこう。

4分足①|居合わせなかった機会

仮定の場面

ここには居合わせられなかった。「叩いていただろう」「足したはず」「決済」は、入れた場合を振り返る仮定の話。

図3|4分足①・仮定の場面。居合わせられなかった機会。LXとⓗ~ⓜを読む。ここでの売買・決済は仮定。
図3|4分足①・仮定の場面
居合わせられなかった機会。LXとⓗ~ⓜを読む。ここでの売買・決済は仮定。
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❸-❹が下を向きだした波。緑枠LXが、❷-❸に対しての押し目。ここまで真剣に記事を読んでいれば、おそらくこれがなぜ押し目と認識できるのかは分かるはず。

理解度テスト① ※なぜLXが押し目として認識できる?

ここが在って、安値❷が割れてきた。するとここはその右側では、レジスタンスとして“機能することがある”

ここは注意が必要。レジスタンスとして「必ず機能する」でもなければ、「機能しやすい」と決めつけているわけでもない。機能するかどうかを確認するんだ。

じゃあ、「機能した」とは何か。これだよね。そしてまた、ここでも認識方法は同じ。

まずⓗ-ⓘが現れて初めて、❹を底とした上昇トレンドが確定する。ⓙでこの上昇トレンドが崩れた。この時点でレジスタンスLXが機能した可能性が出てくる。ただし、ⓚがⓘをブレイクしていくことを沢山みてきたおれは、ここでも決め打ちはしない。素直に行かれちゃったら行かれちゃったで、はいそれまーでーよー。なのよ。

そもそもまだ安値❶の話が生きている段階だし、“本当は”もっと大きな押し目を待っている状態、つまり「買いのスタンス」でいるからね。でも、つけにいく動きになるかもしれない兆候は、背景からしても、あると判断できる状況。だから、より証拠が発生するのを待ちたい。

そこで、ⓘから発生した下落トレンドの高値をブレイクした動きⓚに対して“押しが入るか見ていた”

そうしたら、完全に失敗して、再びⓙをブレイクするⓛが発生した。この時点で、おれの中では「下が確定」したんだ。だから次の陽線の頭を叩いていただろうし、ⓜでも一つ足したはず。そしてその右側の強い陽線で後悔とお祈りをしつつ、❶をブレイクしていったいいところで決済。そしてこう言っただろう。

ほらね?

ってねw

おぃ!入ったのここじゃねーんかいっ!って?うん、ごめんw ここは居合わせられなかった。でも次もまったく同じだから安心してw

では実際のエントリーも連続で見ていこう☺️

4分足②|実際のエントリー

実取引

ここからは、本人が実際に入った場面。ⓜでの執行を読む。

図4|4分足②・実際のエントリー。下降継続後の戻り。ⓗ′・ⓘ′・ⓙ・ⓚを経て、本人はⓜを2回叩いた。
図4|4分足②・実際のエントリー
下降継続後の戻り。ⓗ′・ⓘ′・ⓙ・ⓚを経て、本人はⓜを2回叩いた。
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今回、前回と微妙に違う点はレジスタンスの条件と、ⓗ-ⓘに対してトレンドが一回続いたこと。そこかな。
ひとつずついこう。まずはレジスタンスの箇所。

前回は❷-❸の上昇に対して押し目LXが入って失敗したっていうゾーンをレジスタンスとした。じゃあ今回は?

今回は既に下落の流れが継続したことにより、売りが入って下落が続いた波に対してドンドン、その波の根元をレジスタンスとして認識していく、「トレンドフォロー」ってやつ。

つまり、前回はまだ上の話が残っていた中、はじめて話が下に切り替わった段階だったでしょ?だから、押し目が失敗した波の根元をレジスタンスとして認識していた。でも今回は既に下落の流れに継続が確定したから、継続した波の根元をレジスタンスとして認識していくってこと。

そして次。

前回はⓗ-ⓘに対して押し目は入ったけど、高値ⓘのブレイクは起きなかった。でも今回は、ⓗ-ⓘに対して押し目が成功してるでしょ?そして、ⓗ'-ⓘ'という上昇波ができた。けど、レジスタンスは越えられていないよね?そんな中、安値ⓗ'を崩すⓙが発生した。だから、本当はⓚを叩いちゃっていい。ここがロングの場面で、チャートが逆さまなら、ⓚを拾っている。でも実はおれ、どうしてもショートは1歩遅れちゃう癖があるんだよねw だからⓜを2回叩いてる。

二つの場面を、混同しない。

4分足①|仮定

押し目LXの失敗後、戻りの上昇が崩れたⓙだけで決めつけない。ⓚの後に押しが続かず、ⓙを割るⓛまで待つ。ここでの売り・追加・決済は、本人が居合わせていた場合の説明。

4分足②|実取引

既に下降が継続した波の根元を見る。戻りはⓗ′→ⓘ′まで一度継続したが、レジスタンスを越えず、ⓙでⓗ′を崩した。原稿で説明する実際の執行はⓜを2回。

週間成績画像の10月7日分は3明細・合計+23,322円。「一つの機会」「執行の説明」「明細の行数」を同じ数として扱わない。

どうかな?何となく理屈は掴めたんじゃない?

この考え方を、いろいろなところに当てはめてチャートを見返してみると、きっと何かが掴めると思うよ。

もし、もっともっと、こんな実例解説が欲しい!って方はぜひ、これからUTが開設する

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本記事は、過去のチャートと本人の取引を振り返る学習用の記録です。特定の売買や将来の利益を保証するものではありません。

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Ultra Theoryの創設者。チャートストーリーの紡ぎ手。AI Claudeを、ただの道具としてではなく、一つの“現象”として捉え、サイト制作の優秀なパートナーとしている。
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